調布駅南口、大通りを真っ直ぐに進み、品川通りとの交差点の先、信号を超えると正面にその店がある。2006年4月の開店。
■東池袋 大勝軒 調布 夢現家
引き戸を開けると逆L字型のカウンター、右奥には小上がりの座敷があり、テーブルが2つ設えてある。入口直ぐの左手に食券機がある。大勝軒のメニューに慣れていない方にご説明しよう。「もりそば」は一般的に言われている「つけ麺」のことである。「あつもり」は、つけ麺の麺を、温め直したものである。他の大勝軒との違いは、「辛みそ」なる品があること。
中華そば、タレを入れた丼に注ぎ込まれるスープの色の濃さに驚かされる。プーンと節が香る、一口啜るだけで、如何に節が強いかが分かる。壁に貼られた紙に書かれた蘊蓄、数店舗の大勝軒系の店で同じものを見たが、従来の3倍の節を使用とあるのも納得の味である。
麺は辛みそに合わせたかのように、やや太めで軽くウェーブのかかったもの、非常にコシが強い。大勝軒系はどちらかと言うとムッチリ、モッチリとした麺が多いが、この店のはガッツリと言うか、ゴッツイというか、歯応えのあるもの。
具は大勝軒系共通のセット、ネギ、メンマ、海苔、小さなナルト、そして茹で卵半分。
特徴的なのは、肩ロースと思われる叉焼が旨いこと、これは嬉しい。
もりそばは、甘辛酸で食べさせるタイプ、甘いのが苦手な方なら、甘味抜きでと注文すれば良いだろう。私の記憶では、味濃い目でツケダレを頼んでいた人がいたような記憶があるが、その点は不確か。
辛みそ中華そばは、挽き肉と味噌玉をスープで溶くタイプ、実にしっかりとしたボディの強い一杯になる。味噌自体の甘味と、唐辛子系の辛味が交互に押し寄せる。ピリ辛ではなく、ググッとくる辛さだ。今の季節ではピンと来ないかもしれないが、冬場には身体の芯から温めてくれる。
辛みそもりそばのツケダレは、それほどの辛さを私自身は感じなかったが、卓上にある一味唐辛子や豆板醤で調整できるのが嬉しい配慮だ。
初めて行く方は麺の量に注意が必要、普通で300gあり、一般的なラーメン屋さんのそれは、140~170gくらい。小盛200gにすると、海苔1枚がプラスされる。プラス100円の大盛は麺量450gなので、ご注意を。
掲載日付:2008/08/15